先生。先生。
先生がいれば、オレのどろどろで歪んだ心が一瞬で安らかにしてくれる。すごいよね。
先生、好き、大好き。
先生オレのモノにならないかな。
オレだけに笑いかけて、オレのために泣いて、オレに愛してると言って欲しい。
本当にそれだけ。それだけだから。
先生をオレのモノにするために、オレは先生から奪った。
あの女を、自由を。
そして先生の心も、オレの淡い恋心も。
それでもオレは先生を手に入れられて幸せだよ。
初めて先生を抱いた後、しゃがれた声で先生は言った。
「一日一回にしてください」
それが何のことか分からず、あぁ今日は抜かずに三回してしまったことだと思った。
オレは全然足りないけど、先生が本当に辛そうだったから止めたのに。でも受け身は体が辛いと聞いていたから仕方ないよね。先生が辛いのはオレも嫌だし。
「分かりました」
頷いてみてハタッと気づく。
一回とはどれを指すのだろう。
「先生。一回って先生がイくこと?オレがイくこと?」
生々しい表現に先生の顔が赤く染まった。
「・・・俺です」
先生かぁ。ちょっと残念。
だって先生を一回しかキモチ良くさせられないのだから。
そういえば、今日先生を何回イかせたっけ?
最初は口でイかせて。次は指を入れて。オレが三回イクまで好きなだけ腰を振ったからなぁ。
あれを一回にさせるのは中々大変だ。
でも、先生がそれを望むなら頑張ろう。
「もっ、許して…許して…」
苦しそうに喘ぐので一番奥にねじ込んで先生の顔をのぞく。
「せんせ?どうしたの?」
「っ、もうムリ…」
切なく濡れた瞳で弱々しく呟く先生の顔が可愛過ぎて。
先生の中に入っているオレのものが大きくなった。
「ひっ、ひっ……」
おびえたように先生が身じろいだ。
「先生ごめんね。先生が可愛過ぎて、オレ止まらないよ。大丈夫。先生は一回しかイかさないから。もうちょっと、ね」
そう言って、先生のものの先端を握った。
いやっと先生が泣く。
「もうダメ。もぅ、イかせてぇ」
「ダメだよ、先生。オレまだ全然萎えないんだから。あと一回、いや二回イケたらきっと落ち着ける。そしたら先生をじっくり可愛がられる。もっとうんとキモチ良くさせられるから、ねっ、先生」
「ダメ、もう、ムリだからぁ…っ」
「…そんな可愛い顔しないで…」
細い理性が切れそうだ。
力いっぱい腰を振る。
キモチ良い。先生の中、すごく良い。
奥に入ろうとすると緩くなり、抜こうとするとギュッと締まる。
こんなに心が先生を欲しているのに。体も先生をいっぱい欲する。浅ましい、オレ。
「先生ごめんね。オレ、イきそう。中出していいよね。先生の中にぶちこんで先生の中オレのでいっぱいにしていいよね?」
とまらないオレの動きに先生はただ泣くばかりだ。
「ひっ、ひっ…、もぅ、だぁ…めぇ…」
「あぁ先生可愛いよ。可愛い。オレのせんせぇ」
たまらなく中ではじけた。
ビクビクとその余韻に浸る。
キモチ良い。先生とのセックスキモチ良い。
オレのものが先生に包まれて。
先生がオレのものによがって。
あぁ幸せだよ。先生オレ幸せ。
この瞬間だけは、確かに、先生はオレのものだから。
「ひっ…、ふっ」
押さえていた先生の先端からわずかに透明な汁が出た。先生も感じてくれたんだ。
そう思うと嬉しくて、出したばっかりなのにまた大きくなった。
「やぁ、カカシさん。もうダメ、ダメぇっ」
このタイミングで名前を呼ばれて。
普段呼ばれなくなった名前で呼ばれて。
「せんせぇ…」
オレはなりふり構わず腰を動かした。あと一回イけたら落ち着くと思ったのに、ムリだよ。でも先生は一回だけ。約束したもんね。先生と約束。
「カカシさん、おっ、おかしくなる。おかしくなるからぁ」
「おかしくなってよ、先生」
願うように呟いた。
おかしくなって、先生。そしたら狂ったオレとお似合いになるから。おかしくなった先生を抱きしめて愛してあげるから。
おかしくなるよう、もっともっと激しくしなきゃ。
ぐちゅ、ぐちゅっといやらしい音が響く。
あぁ、中はオレのでいっぱいだ。先生はすごいよね。何回ヤっても興奮が治まらないよ。
「許して、カカシさん。もぅ、許して。何でもする、何でもするからぁ」
「何でも?」
ごくっと生唾をのむ。
何でも、してくれるの?先生が、オレに?
嬉しくて奥にねじ込んで先生を見た。
先生を見るときは一番奥に入れるようにしている。動きが止まっても先生がキモチ良いように。
「何でもするっ、するからぁ…ひっ、お願いイかせてぇ…っ」
涙でどろどろの顔に張り付いた髪をかき分ける。
何でも、してくれる。
何でも、何でも。
「じゃあ、先生」
言いながら押さえていた手を放す。
「オレのこと、愛してるって、言って」
普段では絶対言わない、言葉。
オレが一番望んで、その権利を放棄した、言葉。
こんなムリヤリ言わせたって、何の意味もない、ただの、音だ。
それでも心はひたすらその言葉に飢えている。
「言って。愛してるって。オレのこと愛してるって」
嘘でいい。先生がオレのこと愛するなんて一ミリも思ってはいない。思ってはいけない。
「言って」
「っ、あい、してる。カカシさん愛してるからっ。お願いイかせてぇ」
「―――――っ!!」
こんなの、ただの音だ。
何の感情もない、音だ。
「ひっ、ひぃぃ…っ」
ガンガンと先生にかまっている余裕もなくひたすら欲望のために腰を押しつけて。
ひぃひぃと可愛くなく先生に応えるように。
強く強く小さな繋がりに縋りつくように。
打ち付けて、打ち付けて。
オレのものを先生の中に出すんだ。それがオレが唯一先生にあげれるものだから。
「―――、イルカ…」
もう呼んではいけない、名前を呼ぶ。
愛しさが込み上げる。
「俺も、愛してる…」
「先生?」
先生を見ると気を失ったみたいだ。
じっと先生の顔を見る。この時だけ、先生が目をつぶる時だけ、オレは先生の顔を見ることができる。
黒い髪、焼けた健康的な肌。鼻筋に横一本入る傷跡も愛らしい。
(今なら、許されるかな…)
唇をあわせる。
ちゅっと愛らしい音が響いた。
(キス、しちゃった…)
触れた唇が火傷したように熱い。
だがその熱すら愛しい。
(これ以上はダメだ)
これ以上見ていたら、きっとまた抱いてしまう。約束したから、一日一回だ。
タオルを取ってきて先生の体を拭いた。
穴からでてくる白いそれに、フッと体が熱くなる。
「もうしませんよ」
見透かされたような声がした。昨日以上に声がかすれていた。
「分かってます」
なるべく見ないように、落ち着くように自分を戒める。
「……明日から一回です」
疲れているのか、なすがままの先生が低い声でそう言った。
「え?」
「明日から、カカシさんがイクのが一回です」
約束のことだろう。オレは嬉しくなった。
「はいっ。じゃあ先生は何回イかせてもいいよね?今日は一回しかイかせなかったからキモチ良くなかったデショ?満足できなかったよね?明日はもっとたっぷり可愛がります!先生が満足するまで口でも指でも先生が失神するまで奉仕するね。オレ、先生のためなら我慢できるよ。中に入れて先生がイクとき一番締め付けてキモチ良いけど我慢できるから。満足できるまで何度も何度も動くね。先生が望むなら今からでも」
蹴られた。痛い。でも幸せ。
先生のあの美しい足が力いっぱいオレに触れたのだから。
「俺もあんたも一回だけだぁ!!」
「えぇー。それはちょっとお互い欲求不満になりますよ?先生満足できなくて、絶対浮気しちゃいます。もしかして一回でお互い満足できるようなセックスをオレができるか試されてる?分かりました先生。オレ焦らして焦らして一回イクだけで気絶できるぐらいセックスしてみせます!!」
また蹴られた。痛い。でも幸せ。
幸せ。
先生がいれば、オレのどろどろで歪んだ心が一瞬で安らかにしてくれる。すごいよね。
先生、好き、大好き。
先生オレのモノにならないかな。
オレだけに笑いかけて、オレのために泣いて、オレに愛してると言って欲しい。
本当にそれだけ。それだけだから。
先生をオレのモノにするために、オレは先生から奪った。
あの女を、自由を。
そして先生の心も、オレの淡い恋心も。
それでもオレは先生を手に入れられて幸せだよ。
初めて先生を抱いた後、しゃがれた声で先生は言った。
「一日一回にしてください」
それが何のことか分からず、あぁ今日は抜かずに三回してしまったことだと思った。
オレは全然足りないけど、先生が本当に辛そうだったから止めたのに。でも受け身は体が辛いと聞いていたから仕方ないよね。先生が辛いのはオレも嫌だし。
「分かりました」
頷いてみてハタッと気づく。
一回とはどれを指すのだろう。
「先生。一回って先生がイくこと?オレがイくこと?」
生々しい表現に先生の顔が赤く染まった。
「・・・俺です」
先生かぁ。ちょっと残念。
だって先生を一回しかキモチ良くさせられないのだから。
そういえば、今日先生を何回イかせたっけ?
最初は口でイかせて。次は指を入れて。オレが三回イクまで好きなだけ腰を振ったからなぁ。
あれを一回にさせるのは中々大変だ。
でも、先生がそれを望むなら頑張ろう。
「もっ、許して…許して…」
苦しそうに喘ぐので一番奥にねじ込んで先生の顔をのぞく。
「せんせ?どうしたの?」
「っ、もうムリ…」
切なく濡れた瞳で弱々しく呟く先生の顔が可愛過ぎて。
先生の中に入っているオレのものが大きくなった。
「ひっ、ひっ……」
おびえたように先生が身じろいだ。
「先生ごめんね。先生が可愛過ぎて、オレ止まらないよ。大丈夫。先生は一回しかイかさないから。もうちょっと、ね」
そう言って、先生のものの先端を握った。
いやっと先生が泣く。
「もうダメ。もぅ、イかせてぇ」
「ダメだよ、先生。オレまだ全然萎えないんだから。あと一回、いや二回イケたらきっと落ち着ける。そしたら先生をじっくり可愛がられる。もっとうんとキモチ良くさせられるから、ねっ、先生」
「ダメ、もう、ムリだからぁ…っ」
「…そんな可愛い顔しないで…」
細い理性が切れそうだ。
力いっぱい腰を振る。
キモチ良い。先生の中、すごく良い。
奥に入ろうとすると緩くなり、抜こうとするとギュッと締まる。
こんなに心が先生を欲しているのに。体も先生をいっぱい欲する。浅ましい、オレ。
「先生ごめんね。オレ、イきそう。中出していいよね。先生の中にぶちこんで先生の中オレのでいっぱいにしていいよね?」
とまらないオレの動きに先生はただ泣くばかりだ。
「ひっ、ひっ…、もぅ、だぁ…めぇ…」
「あぁ先生可愛いよ。可愛い。オレのせんせぇ」
たまらなく中ではじけた。
ビクビクとその余韻に浸る。
キモチ良い。先生とのセックスキモチ良い。
オレのものが先生に包まれて。
先生がオレのものによがって。
あぁ幸せだよ。先生オレ幸せ。
この瞬間だけは、確かに、先生はオレのものだから。
「ひっ…、ふっ」
押さえていた先生の先端からわずかに透明な汁が出た。先生も感じてくれたんだ。
そう思うと嬉しくて、出したばっかりなのにまた大きくなった。
「やぁ、カカシさん。もうダメ、ダメぇっ」
このタイミングで名前を呼ばれて。
普段呼ばれなくなった名前で呼ばれて。
「せんせぇ…」
オレはなりふり構わず腰を動かした。あと一回イけたら落ち着くと思ったのに、ムリだよ。でも先生は一回だけ。約束したもんね。先生と約束。
「カカシさん、おっ、おかしくなる。おかしくなるからぁ」
「おかしくなってよ、先生」
願うように呟いた。
おかしくなって、先生。そしたら狂ったオレとお似合いになるから。おかしくなった先生を抱きしめて愛してあげるから。
おかしくなるよう、もっともっと激しくしなきゃ。
ぐちゅ、ぐちゅっといやらしい音が響く。
あぁ、中はオレのでいっぱいだ。先生はすごいよね。何回ヤっても興奮が治まらないよ。
「許して、カカシさん。もぅ、許して。何でもする、何でもするからぁ」
「何でも?」
ごくっと生唾をのむ。
何でも、してくれるの?先生が、オレに?
嬉しくて奥にねじ込んで先生を見た。
先生を見るときは一番奥に入れるようにしている。動きが止まっても先生がキモチ良いように。
「何でもするっ、するからぁ…ひっ、お願いイかせてぇ…っ」
涙でどろどろの顔に張り付いた髪をかき分ける。
何でも、してくれる。
何でも、何でも。
「じゃあ、先生」
言いながら押さえていた手を放す。
「オレのこと、愛してるって、言って」
普段では絶対言わない、言葉。
オレが一番望んで、その権利を放棄した、言葉。
こんなムリヤリ言わせたって、何の意味もない、ただの、音だ。
それでも心はひたすらその言葉に飢えている。
「言って。愛してるって。オレのこと愛してるって」
嘘でいい。先生がオレのこと愛するなんて一ミリも思ってはいない。思ってはいけない。
「言って」
「っ、あい、してる。カカシさん愛してるからっ。お願いイかせてぇ」
「―――――っ!!」
こんなの、ただの音だ。
何の感情もない、音だ。
「ひっ、ひぃぃ…っ」
ガンガンと先生にかまっている余裕もなくひたすら欲望のために腰を押しつけて。
ひぃひぃと可愛くなく先生に応えるように。
強く強く小さな繋がりに縋りつくように。
打ち付けて、打ち付けて。
オレのものを先生の中に出すんだ。それがオレが唯一先生にあげれるものだから。
「―――、イルカ…」
もう呼んではいけない、名前を呼ぶ。
愛しさが込み上げる。
「俺も、愛してる…」
「先生?」
先生を見ると気を失ったみたいだ。
じっと先生の顔を見る。この時だけ、先生が目をつぶる時だけ、オレは先生の顔を見ることができる。
黒い髪、焼けた健康的な肌。鼻筋に横一本入る傷跡も愛らしい。
(今なら、許されるかな…)
唇をあわせる。
ちゅっと愛らしい音が響いた。
(キス、しちゃった…)
触れた唇が火傷したように熱い。
だがその熱すら愛しい。
(これ以上はダメだ)
これ以上見ていたら、きっとまた抱いてしまう。約束したから、一日一回だ。
タオルを取ってきて先生の体を拭いた。
穴からでてくる白いそれに、フッと体が熱くなる。
「もうしませんよ」
見透かされたような声がした。昨日以上に声がかすれていた。
「分かってます」
なるべく見ないように、落ち着くように自分を戒める。
「……明日から一回です」
疲れているのか、なすがままの先生が低い声でそう言った。
「え?」
「明日から、カカシさんがイクのが一回です」
約束のことだろう。オレは嬉しくなった。
「はいっ。じゃあ先生は何回イかせてもいいよね?今日は一回しかイかせなかったからキモチ良くなかったデショ?満足できなかったよね?明日はもっとたっぷり可愛がります!先生が満足するまで口でも指でも先生が失神するまで奉仕するね。オレ、先生のためなら我慢できるよ。中に入れて先生がイクとき一番締め付けてキモチ良いけど我慢できるから。満足できるまで何度も何度も動くね。先生が望むなら今からでも」
蹴られた。痛い。でも幸せ。
先生のあの美しい足が力いっぱいオレに触れたのだから。
「俺もあんたも一回だけだぁ!!」
「えぇー。それはちょっとお互い欲求不満になりますよ?先生満足できなくて、絶対浮気しちゃいます。もしかして一回でお互い満足できるようなセックスをオレができるか試されてる?分かりました先生。オレ焦らして焦らして一回イクだけで気絶できるぐらいセックスしてみせます!!」
また蹴られた。痛い。でも幸せ。
幸せ。
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